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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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永遠に平和な国ブルネイ

オールドモスク

夜にライトアップされたオールドモスク

マレーシアのコタキナバルからフェリーを乗り継いでブルネイのバルダンスリブガワンという舌を噛みそうな街へやってきました。
タイトルですがこの国の正式名称です。歩き方によると、世界で最も豊かな国といわれ国王は世界有数の資産家のひとり。給与所得の平均は東南アジアいち、 個人所得税はなく、教育費・医療費は無料、公共料金も住宅ローンも低金利、自家用車は一家に2台以上・・・とのことです。 なんとも羨ましい国です。で、そのゴージャスぶりを拝見しようと。
実はこの国には安宿が無く、唯一あるユースもやってるかどうかもわからないなんてネット言われていたのでちょっとビクビクでしたが 運良く?ユースに泊まれました。4ベッドドミで10ブルネイドル(約700円)。 まぁこの島に飛んできた時から出費は覚悟の上でしたが幸先上々です。
今回は時間に縛られているので早速ツーリストインフォメーションへ。ネット情報によるとすごく親切らしい。 ところが、宿でもらった地図の場所にない。おかしい。その辺をぐるっとまわってみるが見当たらない。 すかさず街の人に聞くと場所が違うらしい。しかし、教えてもらった所にも見当たらない。 やばい!!もう夕刻なので閉店してしまう可能性があるので慌てて別の人に聞くと向こうだと最初に行った場所を言われる。 そこには行ったんですが無かったんですよね・・・f(^^;仕方なく諦めて街歩きをすることに。
この国の目玉のひとつ、世界最大の水上集落を覗きに行って来ました。 この集落ほんとにでかい。ブルネイ川に沿って1km以上は続いてるんじゃないかな?? 600年以上も歴史があり今も3万人程が住んでいるとか。 しかも水や電気がちゃんーと通っており、ちょっとしたお店や食堂はもちろんのこと学校・病院までも存在するんです。 何ゆえに川の上に住もうと思ったのだろうか?
あとは市内を見学、ライトアップされたモスクをみて終了。はい、街はすごく小さいので数時間で見て回れます(苦笑) カンポンアイール

世界最大規模の水上集落。ちゃんと住所もあります


ツーリストインフォメーション

見にくいですが家賃を払って〜と張り紙が

翌日、再びツーリストインフォメーション探しからスタート、あったといわれる郵便局の隣へ。 やっぱり無いので郵便局で確認すると、昨日教えてもらったように移転先を教えてもらう。 なるほど!!あの薄汚い階段を上がったところにあるんだ!!と納得。
がしかーし、ない!!いや、あるのはあるんですが、夜逃げしたかのように中は真っ暗。ドアには家賃を払えと張り紙が・・・。 あれ〜、ツーリストインフォメーション施設って公営でしょ??家賃払えって・・・。えっ〜、世界で最も裕福な国でしょ?? ってか、ツアーの情報とか教えてもらいたかったのに・・・。
しょうがないのでかつて7星(歩き方には7星だと書いてあるが、ドアマンに確認したところ今は違うみたい)だったといわれるエンパイアホテルへバスで向うことに。 世界に7つ星のホテルって何件あるのだろう?僕の知る限りドバイくらいです。 その豪華さはどれくらいだろう??なんて心を弾ませながら場違いとまで言わないがTシャツにタイパンツという軽装で乗り込みました。
さすがに慣れてるのかこんな輩でも笑顔で出迎えてくれて写真もOKとのこと。 7つ星!?のホテルの感想だが、すごい!!綺麗!!という幼稚な形容しかでてこない(苦笑) でも、何が7つ星なのかは宿泊客ではないので良くわからなかった。正直、10分もいればすることがなくなった。 でも次のバスまで2時間ほど時間を潰さないといけないのでコーヒーでも飲もうかと思ったが無理に高いコーヒーを飲む必要もないので施設内をうろうろ。 このホテルにはゴルフコース、5つのプール、映画館にボウリング場があるらしい。 ホテル内でうろうろしてホテルマンに声をかけられるのも嫌なのでビーチサイドにあるプールへ。 旅友にもらった地球の歩き方タイを読みながら時間を潰しました。 エンパイアホテル

ブルネイが誇る7つ星??のエンパイアホテル

街に戻ってからはロイヤルレガリアという王家ゆかりの財宝やブルネイ史の紹介などされている史料館へ行ってみましたが、 例のごとく興味がないのでさらっと終わってしまった。感想は冷房が効いてて涼しかったです。 あと大きなショッピングモールがあるがお土産にも縁のない僕は地下のスーパーでコーラを買って終わり。 いや、どうしても大好きなチキンが食べたくなってこの旅2回目のKFCへも行ってしまった。
翌朝、写真上のオールドモスクよりはるかにでかい国王の個人資産で建てられたニューモスクを見たかったが寝坊して行けなかった。 それだけが心残りです。
すっかり書くのを忘れてましたが、街歩きのなかではブルネイの豪華絢爛さは分からなかった。 街もそんなに綺麗ではなく車もいたって普通車が多い。ただ人々は非常に優しかったです。 例えば車道を横切ろうとすると、必ずといっていいほど車は止まってくれます。たとへ横断歩道がなくても。 道を聞くと地図を描いてくれたり、連れてってくれたりします。 ブルネイは、見た目や持ち物ではなく、本当の豊かさは心の中にあるということを教えてくれた国でした。

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