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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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感動の自然美

ランクル

いざ出発。これからネパールまでよろしくランクル!!

朝目覚めると当然のように頭が痛い。 もうこの痛みには慣れてきた、と言いたいが残念ながら慣れない。 とりあえず薬を飲んで痛みが引くのを待つ、こればここ最近での朝の習慣になっている。
今日はラサを出て5000m越えの峠を越えシガチェへ向かう。シガチェは3600mほどらしいので今日中に高山に体が順応してくれることを願いたい。
ランクルに乗りラサを出発した僕らはひたすら田舎道を走った。 見える景色は山、山、山、川。 さすがにラサを出ると街らしい街は存在しない。 5000m級の峠を上がったり下がったりを繰り返しながら僕らはとんでもない湖に出くわした。
それはヤムドク湖。青く澄んだ水面はこの世の物とは思えないほど美しかった。 冗談で「中国政府がバスクリーンで色付けしてりる」なんて言っていたけど、それ以上かもしれない。 ちなみにヤムドク湖は琵琶湖より少し小さいくらいで周りの山々から流れ込む雪解け水が作り出したとか(歩き方参照)。
残念ながら曇り空と僕のカメラ技術、おまけにレンズに傷が入り心霊写真のようなぼかしが入ってしまうので写真ではこの美しさが伝わらないと思うけど。 あっ、もちろん文才がないので言葉でも上手く伝えられない。 まぁ行って実際に見てもらうしかないかな(苦笑) ヤムドク湖など

左から曇り空が残念だけどヤムドク湖。記念撮影用のヤク(お金を取られるので遠くから盗撮)。そして聖地には必ずタルチョ。

次は5000m以上の峠で記念撮影。
山々は雪に覆われ一番奥は7000m以上の頂がある雪山・氷河らしい。 残念ながら雲に覆われその頂を拝むことは出来無かった。
そしてまた湖に出くわした。 ヤムドク湖とは違ってちょっとくすんだエメラルドグリーンのこの湖もこの世の物とは思えない。 茶色やグレーの岩肌とのコントラストが綺麗だった。
富士山より標高の高い所を移動してるこのドライブ、 日本では体験できないことを思うと日本を離れ「ちょっと遠くへやって来た」、「自分の知らない世界へやってきた」と感慨にふける。 やっぱり旅に出てきて良かった、と。 チベット風景

左から見えないけど奥には7000m以上の雪山。名前わからないけど綺麗な湖。 山々に過去囲まれたチベット高原。こんな高山の山間で元気にチベタンは暮らしてます。

峠を越えたドライブは少し高度を下げギャンツェという小さな町へ。
ここでの予定はギャンッェゾンいう城塞とパンコルチョーデ(白居寺)見学だ。 城塞は入場が出来ないので外から写真を撮って終了。 で、お寺の見学なんだけどみんなと相談した結果キャンセルさせてもらった。
正直、どの寺をみても違いがわからないほど造りと内容が似ているので西洋人達も「No more Monastry!!」なーんて。
ガイドさんごめんなさい、僕達は宗教よりこの自然美の方が好きみたいです。
そしてそのまま田舎道をドライブしてシガチェに到着。 今日の観光は終了となった。 ギャンチェの風景

左から城塞ギャンチェゾン。山の麓に建つパンコルチョーデ。愛らしいチベタンの女の子。

一応ラサに次ぐ2番目の街ということだが中国の地方都市よりはるかに小さい規模なので明日のEBC(エベレストベースキャンプ)に備えし食事をして宿で寛ぐことにした。
明日はいよいよこのツアーの架橋である。なんとか体がもってくれることを願いたい。 シガチェでの食事

昼は撮影し忘れたけどチベタンビュッフェ。観光客むけレストランで値段が高い上に味は・・・。 左からチベットビールのラサビール(高山病のため撮影だけ)。串の火鍋。激辛!!これは四川料理かな??


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