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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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大理石の町、大理

三塔寺

三塔時

昆明からミニバスで大理へ。 今回初めて中国人のマナーの悪さに遭遇してイラッとしてしまった。 バスの前列の人が煙草を吸いだしたのだ。一応車内禁煙ってことになっているはず。 こんな輩は特に珍しくもないのだが僕の前の席だったので窓から入る風にのって灰がこっちへやってくるのだ。 個人的に注意しようか迷ったけど完全アウェーのバスだったので休憩時間に運転手に「車内禁煙ではないのか」と尋ねるが全く英語が通じない。 仕方無しに我慢することにした。 しかしこの男、灰は窓から外へ落としているのに吸殻は床に捨てる始末。意味がわからない。
ここ大理はペー族(白族)の町で唐の時代に南詔国の都として栄えたらしい。 しかも大理石の原産地だから大理、ここに来るまで全く知らなかった。 自分の無知さ加減に失笑してしまった。
城壁で囲まれた古城内は碁盤の目のようになっていて水路があったり柳の木が並んでいたりとなかなか趣があった。 しかし、建物は作り直された感じでレストランに土産物屋が乱立し多くの中国人観光客で溢れかえっていたので 「バックパッカーの憩いの地、沈没地」と揶揄されていたがあまり感じなかった。
大理での観光を調べてみると町の西側にそびえる海抜4092mと富士山より高い蒼山と東側あるジ海(ジはさんずいに耳)という大きな湖がある。 そして大理のシンボル三塔寺という三基の塔がある。 これらの塔は9世紀中頃から10世紀初頭のものらしいが入場料が121元(約1694円)と高額。 世界遺産である奈良の法隆寺が1000円(2010年7月現在)、宮島の厳島神社は300円(2009年11月現在)と比べてもいかに高額かがわかる。 いつものように外から写真だけ撮らせてもらった。
沈没よりも観光意欲に燃えている僕は翌日比較的低額な蒼山へいく事にした。 入山料が30元(約420円)+往復のリフト代40元(約560円)。リフト代は代理店で割引チケットを買った。 このリフトなかなかの高低差と距離があった。片道おそらく30分は乗ったと思う。 山の中腹には石畳で出来た遊歩道があり高低差もなくちょっとした散歩のような感じで歩けた。 大理の町並み、そしてその奥にジ海が一望できなかなかの景色を堪能できた。 ただ、道中には滝や洞窟などの見所があったが滝には水がほとんど流れておらず、洞窟は立入り禁止で残念ながら景色以外の見所はなかった。 大理古城内

大理古城内。夜はライトアップされてちょっといい感じ。

飯も安くて旨かった。土鍋飯、蒸餃子をはじめペー族料理の土鍋魚。 名物郷土料理なのに20元(約280円)から30元(約420円)程で食べれた。
観光地化したとはいえ夜はそんなに騒がしくなく安くて旨い飯ある。あとハッパも(笑)沈没地になるのもわかる気がした。
もう少し滞在しても良かったけどビザの申請が出来ない可能性もあるので次なる地、麗江へ向かうことにした。 麗江は世界遺産の古都だけにとっても楽しみだ。
残念ながら昆明で出あった日本語が出来る韓国の女の子とは出会えなかった。 麗江での出会いに期待したい。 大理でのご飯

大好きな土鍋飯に蒸餃子。旨かった!!郷土料理の魚の入った鍋とその看板娘。この子に誘われこの店に入っちゃいました(苦笑)


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