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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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さようならバンコク

漫画

昔NZでこのドラマを見て感動していたなぁ〜

「明日バンコクを出よう」不意にこのままじゃいけないと思いバスチケットを買いに代理店へ向かった。
3度目のバンコクでは一応の観光はしたものの多くは宿でダラダラと学生時代のような生活を送っていた。
今回の宿はさくらGH、日本人宿だ。南京虫が出ることで有名だったので今まで避けていたんだけれども、 チェンマイで会った旅友から最近は南京虫が出ていないのとFiWiが使えるとの情報をもらっていたのでやって来た。 ここには漫画部屋があり宿泊者は2時間無料で使える。おまけに延長も1時間10バーツと格安である。 11ベッドのドミトリーはほぼ日本人でうまっていた。 ラオス、カンボジア旅行から帰ってきた奴、日本から新たに飛んできた奴と以外に盛況であった。
たいてい11時頃に起床し朝昼兼用で10バーツラーメンを食べる。2杯食べる。 タイでは4種類の調味料を使って自分好みの味付けにする。 ナンプラー(塩辛さ)、粉末のとうがらし(辛さ)、トウガラシ入りの酢(酸っぱさ)、そして砂糖(甘さ)だ。 初めは抵抗があった砂糖も今では何の抵抗も無く使い、自分好みの配合も出来るようになった。 逆に砂糖なしでは旨みが出せない。そしてたっぷり汗をかいた僕は20バーツのコーヒーシェイクを飲みに行く。 東南アジアではありがちだが、このコーヒー(シェイク)もくせものである。 まずスプーン3杯くらいのコーヒーに同量かそれ以上のコンデンスミルク(練乳)を入れる。その上2杯くらい砂糖を入れるのだ。 考えただけでもぞっとする甘さだがこのくそ暑いタイ(東南アジア)ではこの甘さがここちよく感じる。旨い!!
その後は宿に戻って洗濯やネットなどをし、3時に部屋のクーラーが停まるので漫画部屋へ移動する。 本来ならばHPのリニューアル作業をしたいのだが慣れない作業が面倒でなかなか進まない。 夜になるとさほど空腹でもないが一応の晩飯に出かける。串2本とビールを買ってお粥屋へ向かう。 2軒あるお粥屋、どちらともなかなか美味しくて癖になる。
援助目的の女の子達

客が拾えず途方にくれている女の子達

晩飯が終わるともうすることが無い。いや、後は夜の街に繰り出すしかない。 短期組みの旅行者達に誘われついつい夜の街へ向かってしまう。 ゴーゴーでは小ビン150バーツ、ディスコでも相応の値段がかかる。 節約組みの僕が考えたのがたちんぼゾーンにある屋台で飲むことだ。 お姉ちゃん達を冷かしながら飲んでたりすると楽しいし、さほどお金もかからない。
こんな生活を送っていると1日300バーツ(約900円)ほどだ。 夜の街に繰り出してもちょっと飲むだけなら600〜800バーツ(約1800円〜約2400円)程度で過せてしまう。本格的に遊べば話は別だが。
全てがそろう大都市バンコクなのに何もしなければ月3万円ほど、多少夜遊びしても8万円程で生活が出来てしまう。「タイ人の友達も出来るだろうしもう2ヶ月程いついちゃおうか?」 なんて野暮な考えも浮かんだりもする。そう言えば多くのバンコク長期滞在組みが言っていた。「バンコクにはまっちゃうと抜け出せなくなりますよ」 その言葉が鮮烈に頭に浮かび僕はベッドから飛び起きた。「このままじゃいけない。バンコクを出よう!!」

バンコクを出る前に最後の贅沢をしようとその晩、ドミ仲間を集って日本食レストラン「竹亭」へと向かった。 タイだから旨い日本食ではなく、日本で食べても旨いレストランだと旅人から聞いていたからだ。 結論からゆうと残念ながら「ぼちぼち」であった(苦笑)が、399バーツのビュッフェで冷凍物とはいえ 刺身や焼き魚、冷奴、とんかつ、から揚げ、てんぷら、餃子、そばにうどんなど本当にたくさんの日本食を堪能できた。
「無事世界一周を終えたらタイへ戻りあまったお金でバンコクを満喫しよう」そう心に誓いバンコクをあとにした。 竹亭の料理

全部の載せきれなかったけど、40種類くらい食べたかな


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